翻訳と辞書
Words near each other
・ 接尾語
・ 接尾辞
・ 接尾辞オートマトン
・ 接尾辞木
・ 接尾辞配列
・ 接岨峡温泉駅
・ 接岨湖
・ 接岸
・ 接弦定理
・ 接待
接待 (和田村)
・ 接待 (地名)
・ 接待 (長和町)
・ 接待ゴルフ
・ 接待交際費
・ 接待係
・ 接待費
・ 接待飲食営業
・ 接待飲食等営業
・ 接待館遺跡


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

接待 (和田村) : ウィキペディア日本語版
接待 (地名)[せったい]

接待(せったい)は長野県小県郡長和町(旧・和田村)にある地名(長野県長和町和田接待)。
== 由来 ==
江戸時代中山道には69の宿場があった。このうち信濃には碓氷峠を越えて軽井沢宿から入国し、木曽の馬籠宿から美濃に出る。このあいだには26宿あり、幕府は平均2里に一宿おいた。ところが、和田宿下諏訪宿のあいだには5里以上の長い距離があった。加えて両宿のあいだには、和田峠という、非常に険しく、降雪量も多い街道一の難所だった。
1828年、和田宿の問屋、源右衛門ら8人が、江戸の道中奉行所に嘆願書を出した。そこには訳すと「和田峠が難所であることを聞いた江戸の呉服屋加瀬屋與兵衛が、施行所をもうけたいと申し出ていたが、適当な場所を見つけたので設置許可を願いた」とあった。翌月には與兵衛本人からも嘆願書が出されている。それを訳すと「與兵衛は江戸で商売に成功し大金を持つようになったので、幕府に1000両貸すから、その毎年の利子100両で施行所を運営してほしい」というものだ。
当時、街道の宿は、幕府の直轄下だった為、正規の宿場以外は禁じられていたが、宿と宿の距離が長い難所などでは、このような施設がおかれていた。この事からこの辺りは「接待」と呼ばれるようになった。1851年には山崩れで流失したが翌年には再建され1870年まで存続した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「接待 (地名)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.